失敗するということ

薬剤師の資格を持つ漢方アドバイザーりえです。

先日、SNSではシェアさせていただいたんですが、私の目標が1つ叶いました。

それは、漢方を学んだ母校の漢方Kaonアカデミーのブログに、「卒業生の活躍」
として紹介していただきました。

私がアカデミーを卒業して、とにかく漢方のことを伝えていきたいと思ってから、
密かな目標にしてモチベーションを上げていたことだったので、恩師の樫出恒代先生に
お声がけいただいた時には、嬉しくて嬉しくて(涙)

私はまだ自分のサロンをオープンしているわけではないのですが、
細く長くできることからやり続けてきてよかったなと思っています。

紹介していただけたことを糧にして、2021年はもっともっと広げていけるように、どんどん伝えていこうと決意した今日この頃です。

インタビューの回答を考えていたときに、アカデミー在学中のことを振り返って思い出したことがありました。
今日はそのことを少し書きたいなと思います。

肝心なところで失敗する私

漢方アカデミーでは、漢方のことを学ぶだけでもOKですが、
希望者は漢方アドバイザーの資格が取れます。
ただし、筆記試験と漢方カウンセリングの実技試験があります。

アカデミーに通っていた当時、私はまだまだ自分を出すのが苦手でした。

薬剤師として仕事上必要な会話はできますが、踏み込んだ会話をする必要がないので、当たり障りのない話と薬剤師としてすべきことをお伝えすることが身に染み付いてついていました。

なので、漢方カウンセリングの練習ももちろんあるのですが、何をどう話をしていけばいいのか本当にわかりませんでした。

同期の人が実践しているのも見ていますが、自分がやると頭が真っ白になってしまって、ただの表面上の会話しかできなかったんです。

だから実技試験が本当に不安だった。

初対面の方に実際に漢方カウンセリングをするという試験。

先生が同じ部屋で聞いているという緊張感ももちろんありますが、何度練習してもうまくできなくて不安しかないので、とにかく会話が続かない。

会話のキャッチボールが全くできていない。

もう自分がやったカウンセリングがどんなだったかは記憶にないのですが、漢方カウンセリングとは到底言えない内容だったことだけは覚えています。

終わった後には、不合格だなという感覚だけが残っている。

先生からの評価を待つ間も、ただ何もできなかった自分の不甲斐なさを噛み締めるしかありませんでした。

成功の反対

先生からの評価は、予想通り「不合格」。

自分でも分かってはいたけど、先生から聞いた瞬間に、悔しくて情けなくて、涙が止まらなくなりました。

漢方カウンセリングとは、心からその人に寄り添うこと。

その人のことをもっと知りたい、わかりたいと思うことが大事なのですが、私には明らかにその氣持ちが欠けていました。

私にはできない。
どうしても会話が続かないと焦ってしまって、何も言えなくなる。

自分のダメなところばかりが目についてしまって、泣くしかなかった私に、先生が言ってくれた言葉。

「成功の反対は失敗じゃないんだよ。成功の反対は挑戦しないこと。
失敗したってことは挑戦したってこと。やったことに意味があるんだよ。
そして失敗を反省するんじゃなくてそこから学ぶんだよ。
再試験の時、楽しみにしてるからね。」

とてつもない激励の言葉に、私には無理だと心折れて諦めかけていた私は、再度氣持ちを奮い立たせることができました。

発明家のエジソンも同じことを言っていたことを知ったのは本当に最近ですが…。

「成功の反対は失敗ではない。挑戦しないことだ。」

失敗することは怖い。
できれば何事もうまくいってほしい。

でも生きていればうまくいかないこともたくさんあります。

その度に、「お前はダメな奴だ!」と自分に矢を突きつけますか?

私も数え切れないぐらい失敗してきました。
そして自分に矢を突きつけまくっていました。

矢が刺さりすぎてもう自分が見えないぐらい(涙)

失敗したことの後悔より、
やらなかった後悔の方がずっと残る。

だって失敗からは学べることがたくさんあるけれど、
挑戦しなかったらそこには何も生まれない。

失敗しても成功しても自分のことを「良く頑張ったね」と
言える自分で在りたいなと思います。