あけましておめでとうございます

薬剤師の資格をもつ漢方アドバイザー りえです。

2021年になりましたね。
どんなお正月をお過ごしですか?

うちでは2歳の次女が、覚えたてのお正月の歌をいまだにずっと歌っています笑

♪も〜いくつねると〜おしょうがつ〜♪

もうお正月きてるで。
と何度もツッコミながら、自粛ムードの中でご家族とこじんまり過ごすお正月も、なかなかいいもんだなと思いながら三が日が終わろうとしています。

新年といえば、年賀状。

今回、2020年を思い返して2021年に向けて大切にしたいご縁を見直そうと、お付き合いだけの年賀状はやめようと思い立ち整理しました。(好き嫌いではなく、という意味です。)

その中で嬉しくて涙した年賀状のことをお話させてください。

ハンドボール部時代の心の傷

その年賀状は大学の友人からのもの。

彼女は結婚して大阪を離れてしまったし、元々地元が大阪ではなかったのでこっちに帰ってくることもなく、卒業後はほとんど会うことはなくなっていました。

大学時代、ハンドボール部で一緒に頑張った仲間。

薬科大学の運動部なので、強くはなかったけど、今思えば結構頑張ってたなと思うわけです。

部活のことを話すと色々あるんですが笑
先輩がとても素敵な人たちだったので、私の代の新入部員だけで15人近くの大所帯。

それが1年経った頃には半分に減り、どんどん退部して最終6人になっていました。

そんな彼女はキャプテン、私は副キャプテンという間柄で、最後の年を迎えました。

彼女は根っからの体育会系で責任感が強くて頼りになる存在。
最後の1年ぐらいやれるところまでやろう!!と必死でみんなを引っ張ってくれていました。

だからこそ厳しい部分もあって、ついてこれない周りと溝ができてしまった時期がありました。

私は彼女の氣持ちもわかるし、しんどくなっている他の部員の氣持ちもわかるしで、なんとかみんなが嫌にならずに部活をできるにはどうしたらいいかを考えていました。

その結果。

私はキャプテンをサポートしつつ、部活の時間が、厳しい中にもできるだけ明るく元氣な雰囲氣になるようにしようと決めました。

ある日、部活のことで相談をしようと講義の合間に彼女の席に行き、話をしていました。

その時に言われた一言。

「いいよね、いつも笑って楽しくしてみんなに好かれるようにしてたらいいんやから。」
(みたいなニュアンスだったと思う、、、)

とてもショックでした。

そんな風に見えてたんやな、私って。
そんな風に思われてたんやな、私って。

席に戻った途端に涙が止まらなくなって、講義が始まってもしばらく泣き続けていました。

今となってはいい思い出。
でも実は、私の心の傷としては根深かったことを知るのです。

心の傷を癒すということ

生きていると色んな心の傷を負っています。

その時は「こんなの私だけじゃないし、みんなも似たようなことあるよね」と思い直して
また前を向けることもあるかもしれません。

私もそうでした。

その時はショックで傷ついたけれど、なんだかんだ言っても部活はしないといけないから、なんとなく立ち直って、現実を過ごしていました。

私は今、VEGAヒーリングという心のクリアリングを受けています。

その中で、自分の心の傷を見ていった時に、誰かに傷つけられたと思っていた心の傷は、全て自分で自分を傷つけていたんだとわかるのです。

この出来事も、結局のところ、この時の私を私自身が責めていた。

自分の意見を言われへんかったから。
いい人と思われたかっただけじゃないのか。
みんなに好かれたかっただけやろ。

そうやってその時の自分を嫌って、自分自身を痛め続けていた。

何度も何度も色んな場面が出てくるたびに、そうやって自分を傷つけていたことに氣づき、癒していくことを続けてきました。

そうすると、今こうやってその時のことを思い出して書いているんですが、不思議とその時の感情が出てこない。
なので、今かなり頑張って思いだしている感じなのですが笑

そんな感じで、彼女の年賀状を読むまで、実はもうほとんど忘れていたんです。
忘れていたというか、あの時の自分を自分で認められたから、氣にならなくなっていた、というのが正しいのかも。

そしたら、なんと。

毎年、年賀状はきていたのですが、今年に限って、その時のことが書かれていたんです。

「大学時代の部活のことをよく思い出すよ。副キャプテンにほんとに助けられてたなって。一緒にまじめに考えてくれたり、ほんと有り難かったよ。今さらでごめん笑」

私が自分のことを認めて、自分としっかり繋がったら、こんなことが起こるんだ。
今まで10数年、そんなこと何も書かれていたことなかったのに。
私がVEGAヒーリングに出逢って、その時の自分と向き合ったタイミングで。

それを実感したというのもあって、読んでいてウルウルきてしまいました。

漢方と心の癒し

私も今まで生きてきて、よかったと思うこともあるけれど、何かと思い出すのは、ショックだったこと、傷ついたこと、つらかったことだったりします。

これから先、生きていく中で、これ以上つらい出来事はないだろうなと思うぐらいのこともありました。
そして、その時は本当にしんどくて、色んな感情に蓋をしてでも、前を向いていかないといけないと思って生きてきました。

でも心のどこかで、ずっと、なぜ私がこんな経験をしなければならなかったのかという答えを探していたし、前を向いてはいるけど、ずっと過去を生きている感じがしていたように思います。

ご縁があって、VEGAヒーリングに出逢い、やっと今に戻ってこれたようなそんな感覚。

漢方は心と身体は繋がっていると考えます。
だからこそ、その人全体を診る。

私が漢方のことを好きになった根っこの部分です。

でも、こうした自然の力と心の癒やしと両方があれば、心も身体ももっと健康で、やりたいことも楽しいことももっともっとできるし、その先に、私が想う、「自分らしくhappyに」生きる世界が広がっていくと思えてならないんです。

私もまだまだ自分を癒して整えている途中です。

まずは私から、「自分らしくhappyに生きる」ことをどんどん体現していきたいと思います。

今日はちょっと真面目に熱く語ってしましましたが、こんな私もいいなと思える今日この頃です。