しんみりしながらも宣言!!

薬剤師の資格をもつ漢方アドバイザー りえです。


週明けに病院に結果を聞きに行ったところ、風疹ではなかったとのこと!!
結局、原因はわからず…なんらかのウィルス感染だっただろうとのことで
私の引きこもり生活は終わりました笑

先月末に大学院の同期会がありました。
私は残念ながら行けなかったのですが…
同期から連絡をもらい、ちょっとしんみり。
そして改めて頑張ろうと、私の色んな思いが溢れてきました。

今日はそのことをお話ししようかなと思います。

臨床薬剤師を目指した仲間

もうかれこれ10年ほど前。
臨床薬剤師に夢を抱いて選んだ研究室。

ところどころ記憶がないぐらい人生で1番勉強した時期。

しんどいことも多かったけど、苦楽を共にした仲間や
素敵な先生に出会えて私にとっては大切な2年間でした。


大学病院や専門的な病院など最先端でまだまだ頑張ってる大切な仲間。
私の誇りです。

でも私はそんな仲間に、引け目を感じるところがありました。


私も医療現場で活躍できる臨床薬剤師を目指して頑張ってました。
でも理想と現実のギャップに悩み、病床数の少ない病院ほどそのギャップは大きくなる。


みんな頑張ってるのに…
私はまだまだ…

自分の生活環境が変わるにつれ、大きいところで頑張ろうと思っても頑張れなくなる。
臨床薬剤師とはほど遠い自分の現実に感じてしまう引け目。
薬漬けで全然よくならないのにさらに薬が増える患者さんたち。
薬の専門家であるはずの薬剤師が活躍できない現場。


薬剤師ってなんのためにいてるんやろ。
薬剤師なんて家にいてもなんの役にも立たへんなぁ。

そんな想いが膨らんでいきました。

薬剤師であることの意味

子供が産まれてからは、家族に対してさえ何もできない自分が
もどかしくて情けなくて…。


それは、妻となり、母となる中で、家族のために役に立ちたいという、
誰しもが感じる氣持ちだったのかもしれませんが、私は薬剤師であるがゆえに、
その氣持ちが強くて、自分を責めるようになってました。


仕事でも家でも引け目を感じて、
私はまだまだ、まだまだ…


心も身体もガッチガチで、家族の体調どころか
自分の体調管理さえままならず、もがいてました。

漢方Kaonアカデミーとの出逢い

そんな中で、漢方カウンセリングルームKaonの
「人を診れる漢方アドバイザー」
という言葉に出逢いました。

それからアカデミーを受講するまでに約1年かかりましたが、
勉強していくうちに、今まで興味がなかった漢方の世界が面白くて、
「病気は薬が治すもの」という考え方が180度変わりました。


病気は自分で治すもの。
薬では治らない、治ったように見えるだけ。


病院にかかるな、ということではなく、
薬さえ飲んでいれば、医者に診てもらっていれば大丈夫、
ではないということ。


選択肢が増えること。
今は何を選択したらいいのか判断ができること。
私にとってはすごく心地よくなりました。

私はその選択肢の1つとして、漢方を伝えていきたい。
私と同じように、私は家族に何もできないと思っている人に、
そんなことはないよと伝えていきたい。

頑張っている仲間も私も願いは同じ。
みんな笑顔で心身ともに健康でいてほしい。
ただそれだけ。


私はみんなと一緒に目指していた道から外れてしまったけど、
同じ志を持って発信していく。


そしていつか、「病院が暇でしゃあないわ〜」って言われる日がきたらいいな。
私は漢方の愛が大好きで、これを伝え続けていこうと思います。