氣のはなし

薬剤師の資格をもつ漢方アドバイザー りえです。

今日は私が体感したことから、氣のことについてお話ししたいと思います。

急に涼しくなった金曜の夜に油断し、土曜の夜には頭痛が…。

やってしまった…。

日曜に友達との予定があったのに、朝起きても頭痛が治っておらず
予定をキャンセルしようかと悩んだけど、行き先がコチラ↓

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ホームページを見るなり、「行きたい!」
行きも帰りも車に乗ってるだけやし、
「とにかく行きたい!!」

道中の友達との楽しい会話。
色んな花や観葉植物。
かわいいガーデニングの雑貨。
娘の楽しそうな姿。

気づけば私の体調不良はどこへやら。
薬を飲んだのもあるかもしれませんが、漢方でいうところの「氣」が巡ったんです!

さて、この「氣」とはなんだと思いますか??

漢方でいう氣とは?

「氣」と聞いて、どんな言葉を思い浮かべますか?

元氣
やる氣
氣力
氣合い
氣遣い
など

氣という文字が入った言葉はたくさんありますよね。

漢方では人の体には3つの大切な要素があると考えます。

それが、
氣・血・水(き・けつ・すい)

そしてこの3つがバランスよく巡っていれば、心身ともに健康であるといえます。

そこで、まずは「氣」とは何か。

氣=生命エネルギー
目には見えませんが、必ず体の中に流れているエネルギー。

目には見えないのに、これが巡っていないととても厄介。
氣が巡らないと、血も水も巡らない。

バランスが崩れるわ、エネルギーはないわの状態です。

やる氣がでない。
元氣がない。
眠れない。
疲れやすい。
体調を崩しやすい。
イライラしやすい。
怒りっぽい。

もう、毎日そんなことあるある!!ですよね笑

実は私も体調を崩す数日前からなんとなくやる氣がでなくて、
ちょっとしたことでイライラ、怒りっぽい。
娘にもちょっとしたことで怒ってしまってました…。

そしたらこうして体調を崩してしまいました。

病は氣から

私は今まで、この言葉を

「病気だと思うと病気になるから、気の持ちようだ」
という意味だと思っていました。

でも漢方を学んで、この言葉の意味は

「氣の変調が全身の不調(病気)につながる」
だったことを知りました。

全ては氣から、なんです。

では、この「氣」をどうやって巡らせましょうか…。

氣を巡らせる方法

氣を巡らす。

なんかあまりイメージができないかもしれませんが、実は難しいことではありません。


食べ物、場所、物でも「旬」を取り入れる。

この「旬」ってとてもいい氣を与えてくれて、氣を巡らせてくれるんです。


食べ物であれば、旬で地場の物、つまり新鮮なものなんて最高。
食べ物だけじゃなく、流行っているもので氣持ちが上がるようなものは氣が巡ります。

場所は旬なところもですが、1番は自然の多いところ。
緑の香りのする空気の中で深呼吸したらなんとなくスーっとしませんか?


その他にも、
✔️好きなことをする
✔️好きな香りを嗅ぐ
✔️湯船にゆっくり浸かるなど。


香りは滞った氣を流して巡らせてくれます。 


そういえば昔、イライラした時にいいという、
グレープフルーツの香りのスティックの試供品をもらい、
イライラしたら蓋を開けて「癒されるわ~」と連発していた私。

  お茶でもハーブティーでも、好きな香りのものがあればお試しを~。


漢方的には紫蘇、シナモンの香りがオススメです。
これからの季節は薄荷もいいですよ。